都道府県の富士信仰地名リスト
凡例
- 富士信仰に関わる地名を富士信仰地名として各種参考資料から検索・収録した。
- 富士信仰地名には以下のものがある(異体字・同音同義異字・接続詞「ヶ」「が」の有無を含む)。
- 富士信仰の施設を示すもの。「アサマ」は浅間山(群馬県・長野県)を指す場合のみ含めない。例「フジノミヤ」「センゲン」
- 塚状の浅間社を含むもの。例「フジヅカ」「センゲンヅカ」
- 富士山または富士信仰を表す語に隆起を伴う地名で、浅間山(群馬県・長野県)を指さないもの。例「フジ」「フジヤマ」「フジミネ」「センゲンサン」「フジオカ」「フジヅカヤマ」
- 富士信仰の社が置かれた木々を示すもの。例「フジモリ」「フジヤブ」「センゲンバヤシ」
- 富士信仰の社を示す語に「タイラ」「ハラ」「ヒラ」が付くもの。ただし「藤原」(フジワラ)は採用しない。地形や意味の差異を問わない。「フジノハラ」「センゲンヒラ」
- 相対的な位置や方角を表す語が1~5の前後に付いたもの。例「ミナミセンゲン」「フジヤマシタ」「センゲン裏」
- 原野・隆起以外の地形を表す語(「フジ」と「谷」の組み合わせを除く)、または集落・家屋・農地を表す語が1~5の前後に付いたもの。ただし「藤田」(フジタ)は採用しない。前に相対的な位置や方角がついていてもここに含める。例「カミセンゲンチョウ」「センゲン浦」
- その他「富士」の字を持つか富士信仰に関わる地名。
- 「富士見」を含む地名、富士山の展望あるいは富士山に対する姿勢に関わる地名(中部地方のみ)。例「フジミ」「フジカクシ」「フジムカイ」。浅間山麓の「浅間隠し」も含む。
- 富士信仰地名としないものは以下の通りである。
- 「フジ」のヨミを含むが、「渕」「縁」の佳字と考えられる地名また富士信仰を含まないことが予見される地名。ただし「富士田」のように「富士」字を含む場合を除く。例「フジノキ」「フジサワ」「フジタ」
- 現行の自治体名に「富士」などを含むもの(明治前期頃に成立し後に廃止された自治体名は採録する)。
- 「富士道萩原西」「太秦藤ケ森町」など明らかに別の地名が前後に複合した場合、別の地名は除外して考える。
- 各種参考資料個別の注意事項は各県ページの凡例を参照されたい。
- 検索には目視とOCRを併用しているが、漏れていた場合は逐次修正する。
- 収録時の漏れ・誤記については修正する責任を負うが、利用したことによって起きる被害の責任は負わない。また参考資料にある誤記の責任は負わない。
- このリストは数万円程度のお金と数か月程度の時間があれば誰でも作れるので、無断転載を厳禁する。
- 検索の便を考えて富士信仰地名には現行の字体を用いたが、所在の地名には一部旧字体のままにしているものがある。
- リストのデータを【別ページ】にグーグルマップとしてプロットした。
- 中部地方は隣接する三重県を、近畿地方は隣接する中部地方3県を併載しているが、各県はデフォルトで非表示にしてある。
- アイコンには選んだものに対して方位や相対的な位置を含むものをまとめ、まとめられたデータはコメントに記した。例:アイコン「浅間」、コメント「浅間前」「浅間東」
- アイコンのタイトルに「×」を含むものは村の中でその字・小字の位置を特定できなかったものである。そのようなものが一つの村に複数ある場合は、並べることで表した。
- アイコンは内容(絵)と形態(色)の組み合わせによって表現される。例:一般的な「富士塚」であれば「墓」橙色アイコンだが、「富士塚山」は「墓」カーキ色アイコンになり、「富士塚沖」は「墓」黒色アイコンになる。
- アイコンの内容と色と上記分類の対応は以下の通りである。
- ①「鳥居」②「墓」③「山」④「木」⑤「■」⑥-⑧「旗」
- ①「水色」②「橙」③「カーキ」④「黄緑」⑤「紫」⑥-⑧「黒」
各都道府県のリスト
- リストの地方別と順は一般的な八地方区分に基づく。
中部地方
富山県の富士信仰地名リスト
石川県の富士信仰地名リスト
福井県の富士信仰地名リスト
山梨県の富士信仰地名リスト
長野県の富士信仰地名リスト
岐阜県の富士信仰地名リスト
静岡県の富士信仰地名リスト
愛知県の富士信仰地名リスト
近畿地方
三重県の富士信仰地名リスト
滋賀県の富士信仰地名リスト
京都府の富士信仰地名リスト
大阪府の富士信仰地名リスト
兵庫県の富士信仰地名リスト
奈良県の富士信仰地名リスト
和歌山県の富士信仰地名リスト