日本富士信仰研究会(日富研)

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角行系文字フォント

富士講規約の無尽計算

『嶽霊』

「富士講アーカイブ」の旧コンテンツ

近況(2024/11/16)

  • 当HPおよびサークル名を改称します!
    「富士講アーカイブ」から「富士信仰アーカイブズ」に改めて活動してきましたが、この度このHPとサークル名を「日本富士信仰研究会」と改称することにいたしました。略称は「日富研にっぷけん」です。
    大谷の事は「会長」と称することにします。
     
  • 角行系文字明朝フォント026版を公開しています。

     角行系文字と富士講紋をコンピュータ、特にWindowsのオフィススイートやアドビ製品で使えるようにするため、角行系文字フォントを製作しています(「Windows」「アドビ」は各社の商標です)。ダウンロードは無償です。アップデート内容についてはリリースノート(readme.txt)をご参照ください。
     023版から文字部分のグリフを独立行政法人情報処理推進機構様のIPAmj明朝ベースとし、TTF版から大きく仕様変更してOpenType(.ttf)となりました。フォント名と拡張子は変わらないので従来の022版以前のフォントが入ってる環境では上書きになります。ただしファイルの大きさは約3倍になりましたのでその重さにご留意ください。
     また、woff形式のwebフォントに変換しCSSとHTMLに記述することで、右のようなアイコン・角行系文字・講紋が使用できるようになります。既にTTF明朝008版から変換されているセットも用意しています。

     
  • 角行系文字明朝フォント025版のWebフォント版を公開しています。
     角行系文字明朝フォント025版をまるごとwoff形式のwebフォントに変換しました。私用領域を含めた65535字が使用できます。CSSとHTMLに記述することで、右のようなアイコン・角行系文字・講紋が使用できるようになります。
     025版から拡張丸付き数字が実装されました。ユニコードでは50までしかなかった丸付き数字が、51から114まで、しかも明朝体だけではなく、ゴシック体も用意しました。ファイル転送してホームページを作れる環境をお持ちであれば、1から114までの丸付き数字をホームページ上で表現できます。
     
  • 日本宗教学会第83回学術大会で発表しました。
     2024年9月に開催された掲題の学会大会で発表してきました。テーマは「富士塚とお中道」。富士塚にお中道が設けられた理由とは、というものです。
     今回は開催校の天理大学まで遠すぎたので録画発表学会にて、YouTubeの動画として発表しています。
     

大谷正幸研究成果リポジトリ

目次

論文

発表

同人誌

著作

論文

  • 今まで発表した論文から、公開できるものをPDFファイル化して公開します。国立情報学研究所論文情報ナビゲータCiNiiJ-STAGEですでに公開されているものもありますが、改めてPDFファイルを作成しています。
  • 当ページにて提供できない論文は、
    1. 市販の論集に掲載され、かつ未だ絶版になっていない(下のリストのPDFソースに「在庫有り」としています)
    2. 雑誌の最新号に掲載されている
    のいずれかに該当するものです。執筆者自らがまだ入手できる刊行物の権益を侵害することはできません。ご理解を賜りたく存じます。
  • 「PDFソース」の内訳は以下の通りです。
    • 本誌・・・雑誌を裁断して作成
    • 抜刷・・・抜刷を裁断して作成
       抜刷固有の表紙もスキャンしていますが、表紙裏などの白紙部分は入れていません。裁断の都合などで、同じファイル内でも個々のページの大きさが少しずつ異なっている場合があります。
    • コピー・・・抜刷が払底したためコピーから作成
       コピーすると現れるのどや小口の影はコピーの段階で消しています。
    • スキャン・・・雑誌を裁断せずスキャンして作成
       トリミングはしていますが、のどの影は消していません。
    • 入稿・・・入稿用原稿をそのまま掲載
  • スキャン元の状態に応じて24ビットカラー・グレースケール・白黒を併用しています。ただし解像度は共通して600dpiです。
  • 各ファイルにはCiNiiのものとほぼ同等のセキュリティをかけています。印刷は可能ですが、文書の改変やコピー・ペーストはできません。また、各ページに小さい透かしを入れています(PDFソース「入稿」を除く)。
  • 内容について、正誤表が用意できているものは末尾のページに付してあります。正誤表は大きさを本文に合わせていません。現在から見て、見解が異なっているところや明らかに誤っているところもございますが、本文への修正は加えていません。
タイトル出版情報PDFソースPDF
30星野勘蔵に贈られた伝・食行身禄自筆お身抜『郷土志木』第52号、2023年入稿PDF
29「天之御柱」と『國之真柱』に至る角行系富士信仰の世界観 (英)Ame no mihashira (The Pillar of the World) and Kuni no mihashira (True Pillar of the Earth) : Weltanschauungs in Several Sect of Mt.Fuji Faith『佐賀大学地域学歴史文化研究センター研究紀要』第17号、2022年抜刷PDF
28失われた浅間社の痕跡 : 城郭と富士塚地名から富士信仰文化圏へ (英)Vestiges of Lost Sengensha : Constructing a Model for the Propagation and Acceptance of Mt. Fuji Worship Based on Forts and Toponyms of Fujizuka『宗教研究』400号、2021年入稿PDF
27富士信仰諸派における講形態の諸相『「講」研究の可能性』4所収、慶友社、2020年在庫有りなし
26食行身禄の『添書』をめぐって : 彼が富士山で自死した理由 (英)Why did Jikigyō Miroku choose to die on Mt. Fuji?『宗教研究』393号、2018年抜刷PDF
25角行藤仏から柴田花守まで : 角行系富士信仰を担った肥前の宗教家たち『花守と介次郎 : 明治を担った小城の人びと』所収、佐賀大学地域学歴史文化研究センター、2016年本誌PDF
24食行身禄の「決定」と新しい「身禄の御世」 : 『一切の決定読哥』をめぐって (英)Ketsujō (Determination) by Jikigyō Miroku and New Miroku no Miyo (Era of Miroku)『宗教研究』385号、2016年抜刷PDF
23富士講隆盛以前の江戸における富士信仰『武蔵野』第89巻第1号、2014年本誌PDF
22史料紹介 村上月心・光清親子の富士信仰 (英)Two ascetics of Fuji faith, Murakami Gesshin and his son Kousei『東京大学経済学部資料室年報』第4号(平成25年度)、2014年入稿PDF
21吉田御師・田辺近江が開発した新しい富士信仰 : 東北大学附属図書館所蔵『扶桑国御祭免し』の史料紹介を兼ねて (英)Tanabe Ômi as an innovator of Mount Fuji faith『東京大学経済学部資料室年報』第3号(平成24年度)、2013年入稿PDF
20富士行者・村上光清と食行身禄の新しい伝記 : 『扶桑教祖年譜』における角行系富士信仰の伝承(3) (英)Fusōkyōsonempu vol.3-4, biography about two ascetics belong to the religious tradition of faith in Mt. Fuji『仏教文化学会紀要』第21号、2012年抜刷PDF
19角行系富士信仰と倫理道徳 (英)Ethics required to the religions tradition of faith in Mt. Fuji derived from the activities of Kakugyou Tobutsu 『仏教文化学会紀要』第19号、2011年抜刷PDF
18富士信仰の「外聞」 : 近世・近代における評価『郷土史と近代日本』所収、角川学芸出版、2010年 在庫有りなし
17富士行者・食行身禄は本当に「ミロク」だったのか (英)Was Jikigyo Miroku a Messiah in Japanese Messianism?『宗教研究』362号、2009年抜刷PDF
16富士信仰のある写本と月行作『直相の巻』 (英)The manuscript has Fuji belief and work of Getsugyo『仏教文化学会紀要』17号、2009年抜刷PDF
15名古屋市蓬左文庫所蔵『富士御伝書』にみる近世中期の富士信仰 (英)Fujiotsutaegaki and the cult of Mt. Fuji『仏教文化学会紀要』16号、2008年抜刷PDF
14明治初期の枎桑教と富士信仰 : 『扶桑教祖年譜』にみる角行系宗教の伝承(2) (英)Religion derived from Kakugyō Tōbutsu Fusōkyōsonempu『仏教文化学会紀要』15号、2007年抜刷PDF
13『扶桑教祖年譜』における角行系宗教の伝承(1) (英)Religion derived from Kakugyō Tōbutsu on Fusōkyōsonempu『仏教文化学会紀要』14号、2005年抜刷PDF
12『四民教諭』とその周辺 : 付・既発表論文二編の正誤表 (英)Shiminkyouyu : Japanese caste in a religion of Mt. Fuji『仏教文化学会紀要』13号、2004年抜刷PDF
11富士信仰から角行系宗教へ : 彼らは「新宗教」か否か (英)Is the Religion Derived from Kakugyo Tobutsu a "New Religion"?『宗教研究』340号、2004年抜刷PDF
10成城大学民俗学研究所所蔵『不二信心独談手習真月集』 : 解題と翻刻『インド学諸思想とその周延 : 仏教文化学会十周年・北條賢三博士古稀記念論文集』所収、山喜房仏書林、2004年在庫有りなし
9『生下未分語』の翻刻 : 富士講研究に関連して (英)Shougemibungo : With Fujikou study『仏教文化学会紀要』第12号、2003年抜刷PDF
8綾瀬稲荷神社所蔵富士講関係文書と同A群の一部 (英)The Fujikou manuscripts owned by Ayase-Inari Shrine and its group A.『仏教文化学会紀要』第11号、2002年抜刷PDF
7『一字不説の巻』のタイトルと序文 (英)The title and preface of Ichijifusetsu no maki『仏教文化学会紀要』第10号、2001年抜刷PDF
6金明水と富士講日本風俗史学会『風俗史学』第16号、2001年本誌PDF
5『一字不説の巻』第三段の読解とその問題点 (英)The last paragraph of Jikigyō Miroku's Ichijifusetsu no maki『仏教文化学会紀要』第9号、2000年抜刷PDF
4食行身禄が富士山に立てた高札 (英)The notice board put up at Mt. Fuji by Jikigyō Miroku仏教文化学会『仏教文化学会紀要』第8号、1999年コピーPDF
3るりとそらとほとけ : 群青と金色のイメージ『仏教学論集』21号、1997年抜刷PDF
2食行身禄と『一字不説の巻』をめぐって (英)Jikigyō Miroku and Ichiji fusetsu no maki日本宗教学会『宗教研究』309号、1996年抜刷PDF
1国立国会図書館所蔵本『不尽道別』について : 解題と翻刻立正大学大学院仏教学研究会『仏教学論集』第20号、1996年コピーPDF
http://fjska.sakura.ne.jp/index.html#article
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発表

  • 日本宗教学会学術大会での発表から、その年度の『宗教研究』に掲載された概要と配布物をPDFファイル化して公開します。
  • 概要は『宗教研究』本誌からのコピーですが、厚い本誌を裁断せずにコピーしているため、消しきれない影が出たり傾いているページがあります。
  • 配布物は、特に初期のものに現物からコピーしていて折り目や紙の傷みが映っているものがあります。
  • 解像度は600dpiですが、サイズが大きすぎて解像度を落としたものもあります。
  • ファイルのセキュリティについては論文と同等です。
  • 「パソコン通信を利用した富士塚調査」では、発表時に、当時のパソコン通信で行われていた富士塚に関する議論の一例をテキストファイルにして、フロッピーディスクで配布しました(発言者の方々には了解済)が、ここでは割愛します。
  • 『宗教研究』学術大会紀要号は、2013年度の第87巻からその巻の4号としての扱いが廃止され、通号のつかないその巻の「別冊」となりました。また、別冊はオンラインのみの提供となりましたので、そのダウンロード版PDFから大谷の発表が掲載されているページを抽出します。
  • 例外的に、日本宗教学会学術大会以外で行った発表についてもここにレジュメを掲載します。
タイトル発表機会概要(『宗教研究』掲載号)配布物
26富士塚とお中道 (英)Fujizuka and Ochuudou (Mound imitated Mt.Fuji and The road in the middle of Mt.Fuji)日本宗教学会第83回学術大会(2024、オンライン) 録画(外部リンク)PDF(98巻別冊、2025)PDF
25富士信仰習俗の類型 (英)Types of Mt.Fuji worship customs日本宗教学会第82回学術大会(2023、東京外国語大学) 投影物PDF(97巻別冊、2024)PDF
24不二道の写本と参行六王 (英)Sangyō Rokuō and manuscript written in Fujidō日本宗教学会第81回学術大会(2022、愛知学院大学、オンライン) 投影物PDF(96巻別冊、2023)none
23中部地方及びその近県における富士信仰地名 (英)Place names related to Mt.Fuji worship in and around the Chubu region日本宗教学会第80回学術大会(2021、オンライン) 投影物PDF(95巻別冊、2022)none
22丸山教会の扶桑教合同期における教理的言説 (英)Maruyamakyōkai who formed an alliance with Fusōkyō日本宗教学会第79回学術大会(2020、オンライン) 投影物PDF(94巻別冊、2021)none
21富士信仰としての丸山教会 (英)Maruyamakyōkai, a worship of Mt. Fuji日本宗教学会第78回学術大会(2019、帝京技術大学) 投影物PDF(93巻別冊、2020)PDF
20食行身禄『添書』諸写本の比較 (英)Soegaki Manuscripts of Jikigyō Miroku日本宗教学会第77回学術大会(2018、大谷大学) 投影物PDF(92巻別冊、2019)PDF
19城と浅間社 (英)Sengen Shrine with fort日本宗教学会第76回学術大会(2017、東京大学) 投影物PDF(91巻別冊、2018)PDF
18食行身禄に関する新出史料 (英)Newly discovered manuscripts written by Jikigyō Miroku日本宗教学会第75回学術大会(2016、早稲田大学)PDF(90巻別冊、2017)PDF
17富士講の紋とその諸相 (英)Aspects of Fujikō confraternity crest (kōmon)日本宗教学会第74回学術大会(2015、創価大学)PDF(89巻別冊、2016)PDF
16食行身禄と富士講地元民集まれ!富士山ふるさと再発見 平成27年度第3回(山梨県立富士ビジターセンター)-PDF
15富士信仰各派における講形態の諸相講研究会第34回例会(2013、駒沢大学)-PDF
14神宮文庫の富士信仰関係史料 (英)Manuscripts about faith of Mt. Fuji held by the Jingu Library日本宗教学会第72回学術大会(2013、国学院大学)PDF(87巻別冊、2014)PDF
13渋谷区所蔵の伝・食行身禄書簡 (英)A manuscript written by Jikigyō Miroku日本宗教学会第71回学術大会(2012、皇学館大学)PDF(375号、2013)PDF
12東洋大学(文京区白山)周辺の富士信仰 (英)Remains of Mt. Fuji Faith around the Toyo University日本宗教学会第69回学術大会(2010、東洋大学)PDF(367号、2011)PDF
11江戸・明治期の随筆類における富士信仰 (英)Fuji Faith as Seen in Essays from the Edo and Meiji Eras日本宗教学会第68回学術大会(2009、京都大学)PDF(363号、2010)PDF
10新出富士講史料と「みろくの御世」の提唱者 (英)Who Proposed the "Age of Miroku" in the Cult of Mt. Fuji?日本宗教学会第67回学術大会(2008、筑波大学)PDF(359号、2009)PDF
9近世中期の富士信仰文献にみる庶民道徳 (英)The Ethical Situation as Seen in Documents on Faith in Mt. Fuji (Fuji shinkō) in the Mid-Edo Period日本宗教学会第66回学術大会(2007、立正大学) PDF(355号、2008)PDF
8富士講取締令について (英)Decrees on Management against Fujikō in the Edo Period日本宗教学会第65回学術大会(2006、東北大学) PDF(351号、2007)PDF
7『小泉文六郎覚書』の内容について (英)Koizumi Bunrokurō's Memorandum for Faith in Mt. Fuji日本宗教学会第64回学術大会(2005、関西大学)PDF(347号、2006)PDF
6角行系宗教と富士講における新宗教の可能性 (英)Kakugyō-based Religion (Fuji-kō) as a New Religion日本宗教学会第62回学術大会(2003、天理大学)PDF(339号、2004)PDF
5角行系宗教と富士講 Fuji-kō and the Religious Sect Founded by Kakugyō(英)日本宗教学会第61回学術大会(2002、大正大学)PDF(335号、2003)PDF
4食行身禄の著作にみる敬意 (英)Who Was Respected by Jikigyō Miroku?日本宗教学会第59回学術大会(2000、駒沢大学)PDF(327号、2001)PDF
3パソコン通信を利用した富士塚調査 (英)Research on Fujizuka Using a PC Communications Network日本宗教学会第58回学術大会(1999、南山大学) PDF(323号、2000)PDF
2食行身禄の『一字不説の巻』における副次的なトピック三題 (英)Three Secondary Topics in Ichiji fusetsu no maki by Jikigyō Miroku日本宗教学会第56回学術大会(1997、慶応義塾大学)PDF(315号、1998)PDF
1食行身禄の立てた所謂「女人登拝解禁の高札」について (英)The Notice Board Set Up by Jikigyō Miroku日本宗教学会第55回学術大会(1996、国学院大学)PDF(311号、1997)PDF
http://fjska.sakura.ne.jp/index.html#presen
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同人誌

 以下のリストは大谷がコミックマーケットを通じて頒布した同人誌を列挙したものです。はじめは自分の研究が売り物になるのだろうかという疑問から始まった実験でした。しかし、論文や出版物には向かない長さや内容のものを版行するには向いていること、またライブでお客さんと触れ合えることはよいことだと考えており、今後も継続して刊行していきたいと思っています。
 今後、サイトの名前を変えてしまったので、叢書名も『富士講アーカイブ選書』から『富士信仰アーカイブズ選書』へと改称します。ただし、巻次は継承し、前者は十四まで、後者は十五以降とさせていただきます。
 リストに「現存」とあるもの以外は全て絶版になっています。ただし、絶版としていないものも通信販売は行っておりません。正直、コピー製本を全く割高な値段(およそ40ページのものを700-500円)で売っているものなので、物好きな人以外は買ってはいけないものなのかもしれません。ただ、リピートして買って下さる方もいて、不思議に思いながら感謝しています。ぜひ、寒暑の中をコミケ会場までご足労いただき、著者本人による接客をお楽しみください。
 今後、絶版したものを復刊させる可能性はあります。しかし、『猫に語りかける富士講』と『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』については、加筆訂正してそれぞれ『角行系富士信仰 独創と盛衰の宗教』『富士講中興の祖・食行身禄伝 中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む』として出版していますので、これらについて復刊することはありません。
初発売番号タイトル状態
C96(2019/8/11)二一『図説!富士信仰』古代~近世初期編在庫あり
C95(2018/12/31)二十食行身禄『誕生』講解在庫あり
C94(2018/8/12)十九富士信仰文献の翻刻作法在庫あり
C91(2016/12/31)十八食行身禄『添書』講解在庫あり
C90(2016/8/14)十七富士講とその講紋在庫あり
C88(2015/8/14)十六食行身禄『お決定の巻』講解在庫あり
C87(2014/12/30)十五富士講Q&A在庫あり
C85(2013/12/31)十四富士信仰分野別読書案内 2014年版絶版
C83(2012/12/31)十三『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』(5)絶版
C83(2012/12/31)十二『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』(4)絶版
C82(2012/8/12)十一『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』(3)絶版
C82(2012/8/12)『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』(2)絶版
C81(2011/12/31)『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』(1)絶版
C80(2011/8/14)富士講の、そのふざけた幻想をぶち殺す!絶版
C79(2010/12/31)月旺『公事の巻』講解絶版
C78(2010/8/15)食行身禄『一字不説の巻』講解在庫あり
C77(2009/12/31)猫に語りかける富士講 四編 幕末の富士講と明治の不二道絶版
C75(2008/12/30)猫に語りかける富士講 後編 富士講から不二道へ絶版
C74(2008/8/17)猫に語りかける富士講 中編 富士講の成立と盛況絶版
C73(2007/12/31)猫に語りかける富士講 前編 角行藤仏から食行身禄まで絶版
C73(2007/12/31)元祖様心決定の御文句御哥 ある不二道の勤行教典写本絶版
http://fjska.sakura.ne.jp/index.html#duojinshi
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著作

 大谷による商業出版物のご紹介です。正誤表も併載しています。表現や表記にお気づきの点がございましたらお知らせください。
 岩田書院HPから飛んでこられた方は、他の拙HP(このページはその一部です)もご覧になっていってください。
  1. 『富士講中興の祖・食行身禄伝 中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む』(見本PDF) / 大谷正幸編著

    岩田書院史料叢刊7
    ISBN:9784872948172 価格:6900円+税
    発行元:岩田書院(HPでのページ) 発行日:2013年7月
    A5判 252ページ
     前著『角行系富士信仰 独創と盛衰の宗教』は角行系と私が呼んでいる角行以来の富士信仰の通史でした。このたび刊行する『富士講中興の祖・食行身禄伝 : 中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む』は、富士講中興の祖と呼ばれる食行身禄(じきぎょう・みろく 1671-1733)の伝記について書かれた写本を、影印と翻刻・解説を見開きで対にして読んでいただこうというものです。前著と同じく、岩田書院から出版します。
     ご承知のように富士山が世界遺産として登録され、富士信仰への関心も高まっています。食行身禄は、富士講をはじめとする角行系、ひいては富士信仰に大きな画期をもたらしました。私は足かけ20年にわたって食行の著作や思想について研究してきましたが、本書ではそれらを踏まえて、食行の生涯またこのエピソード豊かな伝記に書かれた虚実を明らかにしていきたいと思います。富士講とよばれるものが成立する一側面、また、江戸時代中期の角行系のふるまいを、本書から読み取っていただければ幸いです。
     本書も前著と同じく、同人誌5冊を基にしていますが、やはり原形をとどめない加筆と修正を加えています。お値段は前著より高いのですが、上製本・箱入りです。

    正誤表

     161一切決定の読哥』一切の決定読哥』
     303蚕神の信仰に蚕神の信仰を
     416五〇四九
     4610一切決定の読哥』一切の決定読哥』
     49解下20一切決定の読哥』一切の決定読哥』
     51解上 1「由緒記」「由緒傳記」
     69解下 4かともかくか。ともかく
     99解下18「御随身の同行衆」「御随身の御同行衆」
    119解下7半左衛門がは半左衛門は
    121解下1早く行けと、早く行けと。
    127解下3方へへ向かい方へ向かい
    145解下11食行東照宮食行が東照宮
    185解下19)受けた)に受けた
    193解下 3で礼拝て礼拝
    193解下 7(現ろ白山岳)(現・白山岳)
    223解下10大黒屋大国屋
    237解上 2『三十一の巻』『三十一日の巻』
     『富士講中興の祖・食行身禄伝 中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む』の正誤表です。申し訳ありません。
     A4サイズで印刷し、枠線に沿って切り抜くと、そのまま見返しに貼るのに手ごろな大きさとなります。
     解題のページでは、空行を含まず、本文・見出しともに1行と数えます。本文は翻刻と解説の二段組なので、解説の部分であれば行表示に「解」としてあります。
  2. 『角行系富士信仰 独創と盛衰の宗教』 / 大谷正幸著

    ISBN:9784872946480 価格:3990円+税
    東京 : 岩田書院 , 2011.4
    発行元:岩田書院(HPでのページ) 発行日:2011年4月
    A5判 328ページ
     コミックマーケットで4編まで出した同人誌・『猫に語りかける富士講』に、原形をとどめない程の加筆と訂正を施し、多くの図版を加え、更に4編以降現代までの書き下ろし(『猫富士』一冊分程度)を足しています。  本書は一般向けに平易な文章と多くの図版を駆使した、近世から現代に至るまでの富士信仰通史です。富士講研究の金字塔といわれた岩科小一郎『富士講の歴史』から約三十年。その間に、多くの史料が発見され富士信仰への研究は大きく進歩しました。数々の研究成果を踏まえ、角行藤仏(1541-1646)にはじまる独創的な富士信仰の一派を「角行系」と定義し、さらに初期角行系・月行系・富士講・法家系・富士講系教派神道(扶桑教・実行教・丸山教)に細分し、彼らの歴史と思想に肉迫します。
     他のセールスポイントとしては、この手のものにしては安い(『富士の信仰』『富士講の歴史』は3800円では買えない)ということ、最近数十年の研究成果を多く盛り込んでいることがあります。

    お詫び
    一、枎桑教について述べたところで、「宍野家の次代は男子と聞くので」(p252)と書きましたが、現・枎桑教ご教嗣にあらせられる宍野綾子様の御子息は女子です。枎桑教及び宍野家ご家族様に、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げ、増刷または改版の際には訂正いたします。
    一、本書に画像のご提供をいただきました柳瀬嗣朗様のお名前を、誤って柳瀬嗣「郎」と表記してしまいました(p38、p328)。正誤表にも反映しておりますが、増刷または改版の際には訂正いたします。柳瀬様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

    正誤表

    185実を実現を
    2116『富士講の研究』『富士講の歴史』
    221-3『富士講の研究』『富士講の歴史』
    38上段柳瀬嗣郎柳瀬嗣朗
    469一切決定の一切の決定
    5112一切決定の一切の決定
    5217一切決定の一切の決定
    5313もの以外しかものしか
    5513一切決定の一切の決定
    572『決定』和歌『決定』では和歌
    818書にみる富士信仰』書』にみる近世中期の富士信仰」
    889彳南イ杓大〓妙王彳南イ杓妙王
    895彳南イ杓大〓妙王彳南イ杓妙王
    1151有名なのは[削除]
    1203最後最期
    12414一切決定の一切の決定
    1261第二集第三集
    1295後進後身
    1329一集から最後の第二六二集から最後の第二七
    1348一二〇〇四〇〇
    1427-8『勧善禄』『勧善録』
    14515天皇・将軍という[削除]
    1513商家奉公人経師
    1566商家奉公人経師
    22613祀掌祠掌
    2278講社を講社の
    2427身禄派・光清派光清派・身禄派
    25212男子と聞くので女子と聞くが
    2699書行にも書行も
    2734-5偏在遍在
    2854一切決定の一切の決定
    2901明治廿四年明治二十四年
    3069,12後進後身
    3159当山派修験本山派修験
    3286柳瀬嗣郎柳瀬嗣朗
     『角行系富士信仰 : 独創と盛衰の宗教』は大谷にとって初めての単著です。校正は念入りに行ったはずですが、それでもミスがあります。大変申し訳なく思い、正誤表をここに用意しました。表中の文字のみ、9ポイントで表示されています。A4サイズで先頭のページのみ印刷し、枠線に沿って切り抜くと、そのまま見返しに貼るのに手ごろな大きさとなります。
     下の正誤表での行数は空行を含みません。本文・見出しともに1行と数えます。
     「[削除]」とあるところは、表現が重複するなどの理由で衍文になってしまっていて、誤としている文字列自体を無いものとして読むのが正しい、ということです。
     88頁9行目は「彳南イ杓大ソク妙王光清」ではなく、「彳南イ杓妙王光清」であるという意味です。「ソク」の字は角行系文字ですが、どのみち読まれてはいけないので「〓」で表現しています。そのページにあるお身抜の図版にもその通りに署名されています。
http://fjska.sakura.ne.jp/index.html#works
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